ドホナーニのボックスを購入して、モーツァルトを聴いたところで、感想を書いたのだが、その後は時間がなくてあまり聴けなかった。やっと、シューマン全曲と、幻想交響曲、そしてマーラーの5番を聴き、いまブルックナーの4番を聴いている。
シューマン、幻想、マーラー5番はいずれも、どちらかというとがっかりした。とくに幻想とマーラーは、ドホナーニという指揮者には向いていないのか、あるいは、クリーブランドとの組み合わせが悪いのか。何が不満かといえば、あまりに真面目な演奏に過ぎる感じがするのだ。 “ドホナーニを聴く2” の続きを読む