読書ノート「経済発展にともなう制度的環境変化と心理的段階推移の日越比較」4

 では、具体的にどのようにマズロー理論を日越の経済発展にあてはめているのかをみよう。
 日本は次のようになっている。
1 占領の時代 1945~1952 
 前半は、戦災からの復興 生理的欲求の時代
 後半は、企業が社内食堂設置など不安が払拭される措置 安全の欲求の時代
2 55年体制と高度成長 1953~1973
 農村から都市への移動の時代 愛と所属の欲求時代
 高度成長後 承認の欲求が生じる
3 安定成長期1973~1980年代前半
 承認欲求が満たされつつも、円高不況で承認欲求がおぼつかなくなる。
4 バブル経済とその崩壊1985以後
 自己実現の欲求はおろか、承認の欲求まで失ってしまった。 “読書ノート「経済発展にともなう制度的環境変化と心理的段階推移の日越比較」4” の続きを読む