ブログのペースダウンをします

 大学からの定年退職後、このブログを毎日書くというノルマを自分に課してきました。今年の3月くらいまでは十分時間を使って、調べて書くことができたのですが、五十嵐顕著作集の仕事をするようになって、非常に大量の時間とエネルギーがとられるようになり、ブログを十分に練って書くことができない状態が続いています。著作集の仕事はおろそかにできないので、ブログを週1にして、少しずつ準備して書くことにします。著作集の仕事の目途がつき、時間の余裕がもどれば、また毎日にしたいと思いますが、当分の間、週1(原則金曜日)にアップすることにします。なお著作集は2025年秋に一括で出版する予定です。
 了解ください。

今年の抱負 (昨日アップ予定だったもの)

 勤務があるときには、やらねばならないことが決まっており、自分で決めることができるのは、研究テーマだった。今は、すべてが自由で、何をするにも、また、何もしないのも、自分で決めることができる。しかし、社会に対する影響力は、ほとんどない。自由とはそういうものかも知れない。昨年の元日は、ごく普通の記事を書いていたが、今年は、今年やりたいことを確認しておきたい。
 現在新型コロナウィルスがいまだに猛威を振るっているので、まずは感染しないように心がける必要がある。そんな抱負を書くというのは、情けないが、状況を考えれば仕方ないだろう。
 高校3年生の受験の前に、めずらしく、担任の教師が、訓戒めいたことを述べたのを思い出す。風邪をひくひとは、90%が不注意からであるというのだ。その証拠に、戦場では兵士は、ほとんど風邪をひくものはいなかったというのだ。風邪をひいたら、かなりの確率で死を意味するので、みんな注意に注意を重ねていたのだそうだ。なるほどと思ったものだ。それまで、私は春先になるとたいてい風邪をひいて、熱をだしていたが、大学生になると、あまり風邪をひかなくなった。
 また大学院のとき、助手が「体調が悪かったら、休むことが一番大事だ。休むと迷惑をかけるというのが、結果として一番まわりに迷惑になる」ということを言われ、これもなるほどと思って実践しているし、学生たちにも常にそういってきた。つまり、注意すれば感染を防げるとしたら、その注意を確実に実行し、もし、体調が低下したら直ちに休息する。それが大事だ。

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週2回にペースを落とします

 以前は、biglobeのブログを活用していたのですが、あまり頻繁に書かなくなり、気分一新のために、かつてゼミで利用していたこの場に執筆の場を移して1年と少し経ちました。まだ、大学の勤務があったために、比較的軽い感じの文章を、原則毎日書いてきましたが、正規に定年退職し、懸案の蔵書の自炊も一応緊急にやらなければならない分は済んだので、いよいよ再び研究に重点を移していこうと思っています。従って、この場は、研究の経過報告のようなものにしていく予定です。研究は、それほど日々進むものではないので、とりあえず週2回は報告し、まとまったら電子書籍で公刊しようと考えています。
 もちろん、時々軽い話題で追加に書くことはあるでしょうが、しっかり勉強して書いていくつもりですので、今後ともぜひ読んでください。(予定としては、月と木に掲載します。次回の木曜日から。)