パリオリンピックが開催中であり、さまざまな議論がなされているが、大きなひとつが、女子ボクンシグにおけるふたりのトランス・ジェンダー選手の問題であろう。世界選手権では、男性だと判断されて出場を認められなかった二人の選手が、パリオリンピックでは、パスポートに記された男女別によって認めるという形で、出場が認められ、イタリア選手が、かつて経験したことのない強力なパンチを受けたとして、途中棄権する事態になった。
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北海道旅行4 道路
事前にいわれていたことは、北海道の道は走りやすいが、ついついスピードをだし過ぎて、警察に捕まることが多いので要注意ということだった。ただ、走りやすいことは事実だったが、大都会はまったく避けていたためか、警察に出あうことはほとんどなかったし、捕まっている車を見たのも一度だけだった。捕まった原因がスピード違犯だったかどうかはわからない。
ただ、走っていていくつか気がついたことがあったのでそれを書くことにする。
この旅行で始めてみたと思ったのは、信号の名称のつけかただ。通常は地名にちなんだ名前が信号名になっているが、帯広では、東西南北にわけた位置を示す名称になっていたのだ。写真では「西2南10」となっているが、これがそのまま西に移動すると次の信号は「西3南10」となる。他の地域でもみたが、帯広は宿泊した市街地としては大きいほうだったので、この信号名称が広範囲につかわれていて、便利に感じた。北海道は人工的に建設された市街地が多いせいか、こうした碁盤の目上のつけかたが可能になるのだろう。
北海道旅行3 自然
北海道に旅行にいく人の多くは、自然を堪能しようというのが目的だろう。首都圏で育ち、生活している身としては、やはり、北海道の自然は、雄大で見応えのあるものだった。日本のなかでは、北に位置するからヨーロッパの風景に似ていると感じさせるところな多々あった。今回の主な訪問先は東部だったが、函館から車で一気にいくのではなく、途中一泊しようということで、帯広に宿をとった。
そして、まず訪問したのが、真鍋庭園だ。ここは明治期に香川県から移住した真鍋佐市氏が林業を始め、代を重ねるたびに形態や樹木が拡大され、1960年代に一般開放されるようになった。ヨーロッパ風庭園と日本庭園が共存する珍しい提案とされる。庭園といっても、本州の観光地でみられるものと比較して、面積が格段に広く、順路に従ってみていっても、けっこうな時間がかかる。
北海道旅行2 史跡
今回は歴史的遺跡を中心に書くことにする。
ただし、最初は途中のことで、八幡平の次の宿泊地である三沢のことだ。三沢では夕食を予約していなかったので、ホテルの人にスーパーマーケットを教えてもらって買い出しに。すると、とにかくものすごい爆音がひっきりなしに聞こえる。三沢基地の戦闘機の音だろう。通常の飛行機の音とは明かに違う。こんな音を日常的、かつ継続的に聞かされるとなると、本当にたいへんだと思う。道々妻と話すが、爆音のときには、全く自分の話し声すら聞こえない。しかし、更に驚いたことに、ホテルに帰って部屋に入ると、まったく聞こえないのだ。ここまで防音設備の性能がいいのかとびっくりした。最近騒音訴訟をあまりきかないのは、防音設備の深化が、騒音被害を緩和しているからなのだろうか。だが、外を歩いている限りでは、絶えがたいほどの爆音だったことは間違いない。
北海道旅行1
5月末から6月始めにかけて、10日ほど北海道旅行にいっていた。もっとも、通常であれば飛行機で札幌あたりに飛び、レンタカーで北海道を廻るということだろうが、車ですべての行程をこなした。妻には「変だ」とか「無駄だ」とかいう声があったらしいが、私は、そういうことを誰にもいわなかったので、いつもと変わらず、長距離ドライブ旅行をしてきた感じだ。一番遠くは知床半島だった。
通常の旅行記を書くのは、不得手なので、特に感じたことを、いくつか書いておきたい。 “北海道旅行1” の続きを読む
佐渡旅行
出発日
一週間ほど佐渡旅行をしていた。佐渡には始めて行ったのだが、これまでの認識を改めることがいくつかあった。
計画はすべて妻が行い、私はただついていくこと、運転すること、見物することに徹しているのは、いつもの通り。今回も、車での旅行。新幹線をつかって、現地でレンタカーすればいいではないかという「アドバイス」も、妻は聞かされたようだが、車のほうが安いし、自由に動ける。往きは、新潟市内に一泊し、帰りは、佐渡から一気に帰宅という日程にしておいたが、それでよかった。というのは、我が家ではよくあることだが、出発前にいろいろな珍事がおき、出発が13時過ぎになってしまった。これだと、直接佐渡までいくのは、少々難しい。ただ、新潟泊にしておいたので、それほどあせることもなく出発。妻は一般道を使いたかったようだが、時間の関係もあり、ひたすら関越道で新潟へ。途中遅い昼食を、高坂SAでとろうとはいったのだが、以前はいったときとは様相が異なって、うまく場所をとれずに高速にもどり、結局上里で昼食をとった。ホテルに到着したときには、さすがに暗くなっていた。
子どもの放置と虐待 埼玉の条令問題
埼玉県が、9歳以下の子どもを「放置」すると虐待になるという条令を検討しているとされていたが、結局は自民党が提案を取り下げるということで、現在では決着がついている。しかし、この問題はやがて再び起ることは、当然予想されるから、この際、考えておくことにする。
毎年のように、子どもを車のなかに残してパチンコに興じているうちに、子どもが亡くなってしまうような事故がある。これはあきらかに虐待だと思うが、議論が分れるのは一人で留守番させることだろう。ヨーロッパに始めていったときに、子どもだけを家において、夫婦ででかけたりしてはいけない、と注意された。だから、子どもに留守番をさせて買い物にもいけないわけだ。日本では、ごく普通に行われていることなので、そのつもりで生活していると、近所の人に通報されて逮捕されることもあるということだった。もちろん、子どもだけをおいて夫婦ででかけるということは、留学という特殊な一年間の生活だったので、なかったけれども、それでも、ベビーシッターを雇って、一年間さまざまなときに面倒をみてもらった。もっとも、ベビーシッターといっても、語学の上達のためということのほうが大きかったのだが。
現在の民放の方式はいつまで続くのか
あまりテレビをみない、というより、食事のときだけテレビをかける。そして、だいたいはニュース色の強いワイドショーだけだ。ジャニー氏の問題への弱腰など、あるいは木原問題もそうだが、ジャーナリズムとしての弱さはさておき、最近、CMが変化しているようにおもわれてならない。単純な感じ方に過ぎないが、とにかくやたらとCMの本数や時間帯が長くなっている。羽鳥モーニングショーのあとに、高田純次の自由散歩という番組が続くのだが、この番組は約30分なのだが、半分程度はCMのような気がする。そして、さすがに何度もというのではないが、あるとき、取材のような宣伝を10分くらいやっていた。高田の番組が終わって、次の番組になっているのかとおもったほどだ。しかし、それは単なるこの高田純次の番組内のコマーシャル放映だったのだ。その証拠に、そのあとで高田によるエンディングがあった。その前の羽鳥モーニングショー内でも、以前よりずっとCMの種類と時間が拡大しているように感じる。
温泉ブームは環境破壊にならないか
北海道の蘭越町で突然蒸気が大量に噴出し、大きなニュースになっている。地熱発電の調査のための掘削をしていたら、突然光熱の水蒸気が噴出し、付近からは砒素が検出されたということで、大きな騒ぎになっているが、もう少し広い話題で、羽鳥モーニングショーでこの話題をとりあげていた。ここでの話題は主に地熱発電だった。解説によると、日本は地熱発電の可能資源が世界で三位なのだそうで、今後のエネルギー政策上重要だと強調されていた。しかし、全面的には賛成できないような面をいくつか感じた。
伊根の舟屋観光
この1週間ほど、旅行に出かけていた。そして、本日無事帰って来た。これから、少し、旅行中に考えたことなどを書いていきたい。
この旅行で最も印象に残ったのは、京都の丹後、伊根の舟屋である。残念ながら、ここを見学していたときに、スマホを車に置き忘れてしまったので、写真をとることができなかったが、ウェブ上にたくさんあるし、まさしく、そこでみられるようなものなので、ぜひそれをみてほしい。
舟屋というのは、建物が、海にせりだしており、一階部分に舟をとめ、漁獲した魚の作業ができるようになっている家のことである。たしかに、現在は廃業している家もおおいので全部ではないが、一階部分に舟が停泊している家がたくさんあった。そして、いまでは、条例によって、この建築方式がこの地区に対しては義務づけられ、勝手にまったく別の様式に改築してはならないことになっているそうだ。そして、これが観光資源となり、毎年多数の観光客が訪れるという。私たちも、そういう観光客だった。