思い出深い演奏会 マイナスイメージで2
木原問題と文春の思惑のずれ?
マイナンバー・カード再論 老人はみなデジタル音痴なわけではない
文春オンラインで、紙の健康保険証をマイナンバー・カードに一体化して、紙を廃止するのは、老人ファシズムであり、また、リベラルのラッダイト運動であるという批判を展開している。紙の保険証問題については、前にも書いたが、こういう議論がでているので、反論せざるをえない。 “マイナンバー・カード再論 老人はみなデジタル音痴なわけではない” の続きを読む
処理水海洋放出 最終的には「人間」に対する信頼だ
文春と警察の全面対決
熱中症で体育の授業後死亡
札幌殺人事件の子育てを考える2 責任
今回は、「責任」の問題である。
サドベリバレイ校の教育の根幹に次の原則がある。
・何をするかは自分で決める。
・決めたことを実行する際に、スタッフは求められれば、可能な援助をする。
・その結果について、本人が責任を負う。
つまり、簡単にいえば、何をするのも自由だし、援助もするが、その結果については、本人が引き受けるということだ。
実は、日本の教育全般に、非常に欠けているのが、この本人責任である。本人が明確に結果を負うのは、成績評価と入試が主なものだろう。だから、入試には必死になるといえる。しかし、入試も全入時代になっているから、その面での責任もあいまいになっていると考えざるをえない。 “札幌殺人事件の子育てを考える2 責任” の続きを読む
札幌殺人事件の子育てを考える1
札幌の殺人事件は、動機をめぐって日々報道が続いているが、私が注目するのは、やはり、この父と母の子育てである。報道によれば、他に子どもはいないようだから、一人っ子の娘を育てていたことになる。そして、娘は、30近い年齢になっても、まったく定職もなく、なにか決まったことをするでもなく、親と同居していたという、少し前によくいわれた表現だとパラサイトということになる。
父親は評判の医師だったわけだから、経済的にはまったく不自由ない生活をしてきたのだろう。そして、経済的だけではなく、生活全体において、娘は自由に、自分の意思を通すことができたということらしい。 “札幌殺人事件の子育てを考える1” の続きを読む
インドと日本の男尊女卑の形
「“女児が生まれる前に殺される”インドで、家父長制と闘う父親が社会を変える」という記事がヤフーニュースに掲載されている。元の記事COURRiER掲載で、ニューヨーク・タイムズがさらに元記事になっている。
https://courrier.jp/cj/335533/?utm_source=yahoonews&utm_medium=related&utm_campaign=335533&utm_content=society
インド社会では、男尊女卑の風習がいまでも強く残っており、妊娠中の胎児が女の子だとわかると、中絶してしまう場合が少なくないという。そういうなかで、ある男性の子どもが誕生したとき、子どもをとりあげた看護婦が、非常に申し訳なさそうに、暗い表情で「女の子です」と父親に告げたのだそうだ。その言葉をきいて、男性は切れたと書いてある。そして、そのとき「ご自身のことも、恥だと思うのですか?」と聞いたそうだ。 “インドと日本の男尊女卑の形” の続きを読む