元プロ野球投手の村田兆治氏の羽田空港での事件と、その後の自宅の火事による死亡とが、短期間に起こったので、驚きの連続だった。村田氏は団塊の世代で、私と同じだ。だから、ずっと同じ時期に生きてきたことになる。もちろん、現役時代のこともよく知っている。子どものころは実際に球場に見にいったが、大学入学後は、滅多にいかなくなったので、実戦での投球をみたことはない。しかし、その活躍は誰もが知るところだし、引退後もOBによる親善試合で、140キロをだしたことがずいぶんと話題にもなった。私自身、中年になってチェロをはじめ、どこまでやれるかという挑戦をしているので、村田氏の姿勢は、とても励みになっていたのも事実だ。