新年の挨拶

 新年おめでとうございます。
 新しい年になり、退職している身としては、特に新しい職務などもないのだが、今年も、せっせとブログを書き、それに加えて、多少なりとも、創造的な仕事をしたいと考えている。
 さて、何をやろうかと。
 私は、教職にあったときに、学生に対して、10年ごとに新しいことを始めなさいと、いっていた。変化の激しい社会にあって、変化に対応していくためには、新しいことに挑戦する姿勢が必要だからだ。これまでやったことのないことを始める経験を積んでおけば、これまでとはまったく違うことをしなければならない、というような事態に直面しても、対応する気持ちになれる。

 そして、当然自分でも10年にひとつは、新しいことを始めるようにしていた。もちろん、それを最低10年は続け、それ以上続けられたらもっとよいでしょう。厳密に10年ごとに始めたわけではないが、大学院卒業後に、まったく新しく始めたことは、けっこうある。
 チェロ(中学のときにフルートをやった以外、楽器を扱ったことはない。)、車の免許証、オランダ研究(それまでは英独仏を対象にした研究だった。)、海外留学(1年を2度。初めての海外生活)、毎日のジョギング。こんなところだ。留学以外は現在でも続けている。
 
 70歳になったときには、ジョギングを始めた。それは、事情がない限り、毎日やっており、今でも続いている。80歳までは、新規のものはいいことになるが、高齢になると、やはり、もっと頻繁に挑戦が必要なので、5年にひとつということにしようかと思っている。つまり、今年75歳になるので、なにか新しいことを始めようと決意しているが、今のところまだ決まっていない。
 いろいろと考えてみるが、新しいこと、これまでほとんど経験していないことというのは、なかなか思いつかない。逆に、これまでやったことがないことを考えてみると
・プログラミング
・定期的な料理
・ピアノ
・ネットで受講可能な、まったく新領域の勉強
・ボランティア
 もう少し考えて、何をやるか決めようと思う。

投稿者: wakei

2020年3月まで文教大学人間科学部の教授でした。 以降は自由な教育研究者です。専門は教育学、とくにヨーロッパの学校制度の研究を行っています。

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