ロスアンジェルス・エンジェルスの大谷の活躍が連日のように報道されている。しかし、このところ、多少ホームランも足踏み状態のような感じがする。2位に追い上げられて、大丈夫かという危惧をもつ人も多いに違いない。
気になるのは、申告敬遠が多いこと、審判による疑惑の判定といわれるのが多いことだ。申告敬遠は、逆にいえば強打者の証拠なわけだが、まだ本塁打王をとったこともないし、また、投手でもある大谷が、大リーグでもっとも多く申告敬遠されているというのは、大リーグの投手にとって、名誉なことなのだろうか。大リーグは、バントや敬遠という、ファンを楽しませないプレーはあまりやらない、と以前は言われたものだが、最近は変わったのだろうか。申告敬遠などというルールをつくるくらいだから、ファンサービスよりは、勝敗を気にするようになっているのかも知れない。大谷にとっては、チャンスのときに敬遠されるわけだから、どうしても、闘争心が削がれてしまうかも知れないのが、気の毒だ。