まだ正式に認定されていないが(10月5日御前)、昨日女性の死体が江戸川の下流で見つかった。おそらく、行方不明になっている当人だと思われる。
この件や以前の山梨での事故についても、いろいろと考えさせられる。
ふたつの共通点は、小学校低学年の女の子が、一人ででかけたということだ。日本は安全な国だということになっているが、私はそれは幻想だと思っている。安全だというとき、主に意識されているのは、犯罪が少ないということだが、これも統計上のことで、実際には統計以上の犯罪が行われていると考えるほうが現実にあっている。というのは、死因が不明な不審死の多くが、きちんと司法解剖されることなく、自殺とされてしまうことが多いらしいこと。軽犯罪が初犯の場合、注意程度で警察は帰してしまうことが多いこと、等々。事件に巻き込まれる危険性について、このように統計で想像されるより大きいものがあるといえるが、より重要なのは事故のほうだ。松戸も山梨も事故の可能性が高い。そして、事故の可能性は、年々高まっているといえる。交通事故だけではなく、上から落ちてきたものにぶつかる等の事故も散見される。松戸と山梨は、ともに落ちてしまった可能性が高い。