熱海の土石流災害に関連して、日本全国のインフラが耐用期間になり、今後劣化が進み、補修の必要性が出てくるが、財政難の折り非常に困難な状況にあるという記事があった。「限界目前、こうなることは分かっていた日本のインフラ」加谷 珪一 2021/07/26 06:00
単にインフラの劣化だけではなく、温暖化の影響で台風被害などが大きくなり、熱海のような事例が今後多数起きる危険性を指摘している。
日本のインフラ整備などは、日常的な生活のなかで、常に感じるところだ。インフラの代表は道路だろうが、日本には歩道のない車道がたくさんある。オレンジ線のひかれた道路から、脇にはいった住宅地の道路は、歩道がないことが多い。しかし、住宅地だから車はどんどん入ってくる。だから、歩行者と車が区分のない道路を行き交うわけである。そうした道路で何度も悲惨な事故が起きている。