安倍元首相銃撃事件の誰が実行したのか、については、疑問が少しずつ増えているが、大手メディアは一切触れていない。つまり山上の犯行は疑う余地がないという理解をしているのだろう。事件に関連しては、統一教会と主に自民党の関連の追求に集中している。ネット保守層からは、無意味な追求だなどと批判しているが、無意味どころか、的確な批判の向け方であるといえる。実際に、統一教会と、特に安倍元首相との癒着が、いかに政治を歪め、その影響が現在でも続いており、その裏に、多くの悲劇が起きていることは、まったく事実だからである。この点での追求なしに、日本の政治・社会の改善は望めない。
しかし、そうした統一教会批判をしている(びびっている局も少なくないが)大手メディアは、逆に、山上が本当に撃ったのかについての疑問は、まったく取り上げていない。そして、今日(8月9日)更におかしな報道が出た。テレ朝ニュースで「安倍元総理銃撃で新供述『隣の人にあたらない距離に』」という記事だ。