NHKの番組でキャスターが、「団塊の世代」を読み間違えたことが、ずいぶんと話題になっている。
コメントがなかなか面白いものがあった。ただ、どうも気になる文が少なからずある。それは団塊の世代がずっと優雅な生活を送ってきて、いまや国家予算に多大な負担(年金や社会保障費)を、現役世代に強いるというような理解だ。
今や若い世代は、団塊の世代という言葉を、そもそも知らないという意見も散見されたが、おそらく、来年は団塊の世代という言葉が、メディアにたくさんでてくるだろう。それは、再来年をもって、団塊の世代全員が後期高齢者になるからである。高齢者の様々な問題、年金、医療費、認知症、車の運転等々が、どんどん論議されることになる。