前回書き忘れてしまったことがあるので、以下補充。
二階幹事長が、男女平等という立場からすれば、結論は容易に出てくると述べたことでわかるように、自民党の幹部ですら、現在の男系男子の立場が、男女平等に反すると考えざるをえない。そして、産経の記事「危うい自民幹部の『女系』容認論 先人たちの知恵に学べ」11.30)は、この点についても反論している。それをみておこう。まず以下のように、基本認識を書いている。
「皇室の問題と『男女平等』を絡めた時点で、すでに理解不足だ。『女系は不可』という言葉に引きずられ、女性に対して差別的と考えているのなら、むしろ逆である。」
逆というのならば、女系容認論のほうが、男女差別的であるということになるが、そのことには全く触れていない。 “女系天皇容認の自民幹部に対する産経の反論は(続き)” の続きを読む