藤波晋太郎が、大リーグに移籍し、2試合に先発したが、ともに、最初はよかったが、打者二巡目からコントロールを乱し、ノックアウトされた。アメリカでは失望があがり、日本では、やはり、という醒めた見方が広がっている。あわせて、大谷翔平と同い年なので、高校時代からライバル視されていたこともあり、「本当に大谷のライバルだったのか」という疑問がアメリカでは起きているようだ。
正確には、少なくとも高校時代は藤波のほうが上で、藤波は甲子園優勝し、大谷は藤波と対戦して敗れ、3年の夏は地区予選で敗退している。プロ入り後の初期は、双方とも期待通りの活躍をしていたが、やがて藤波は長期の不調となり、大谷は大リーグで大ブレークした。
この差が何故生まれたのか、ずいぶん様々に分析されている。野球の専門家もたくさん見解を公表しているし、素人も多数ネットで意見を書いている。私自身は、詳細にふたりを追いかけてきたわけではないが、その違いに大きな興味は懐いている。