私自身、先週2回目のワクチンを接種し終えた。まったく副作用はなく、肩の痛みすらなかった。しかし、けっこう副作用に苦しんでいるひとも知っている。全身がだるく、筋肉痛、蕁麻疹など。しかも、接種してから、けっこう日時が経過してから出てきている。まだまだ、わからないことの多いワクチンなのかも知れない。なんといっても、人類はじめての方式によるワクチンなのだから。
逆に、なんの副作用もないと、本当にこれは効果があるのかと、多少不安になることも事実だ。効果や副作用については、これから明らかになることだろうから、そのくらいにして、接種に関して、考えたことを整理しておきたい。
今回の接種手続きで、一番疑問に思ったのは、接種券なるものだ。これは、郵便で送られてくる。しかし、なぜこんなものが必要なのか、私には、理解できない。しかも、全国民一人一人に郵便で送るという大層なものだ。なぜ、マイナンバーを使わないのか。接種券の一番重要な機能は、国民一人一人の番号が全部違い、確実に接種したかどうかが記録できるということにあるのだろう。そして、他人が成り済まして接種することも防ぐ。しかし、それはマイナンバーを確認すれば、同じことができるはずである。しかも、わざわざ郵送する必要がない。当日マイナンバーの証明書(カードか通知書面)をもっていけば済む。あとは、予約にかかわる通知だけがなされればいい。これは、新聞、ラジオ、テレビなどを使い、また、町内会による回覧板でも可能である。このほうが、ずっと安上がりであり、かつ迅速に進むのではないだろうか。