熱は下がったけれども、まだまだ全快というわけでもないので、今日は気楽な話題。
自民党と統一教会のずぶずぶな関係が、次第に明らかになってきているが、そのなかで、非常に興味深いのは、警察が統一教会の捜査を始めようとしていたのを止めたとか、公安が監視団体としていたのを外したのが、安倍晋三であるという点だ。鬼平犯科帳には、与力同心が犯罪集団に協力しているが、結局身を滅ぼしてしまう話がふたつある。
「あばたの新助」と「殺しの波紋」だ。
「あばたの新助」のあらすじは以下のようなものだ。
同心の佐々木新助はまじめ一筋、筆頭与力佐嶋忠介の姪にあたるお米と結婚しているが、あるとき、ハニートラップにひっかかってしまう。
市中見回りの際に、甘酒やに入ったところ、その茶汲女のお才に声をかけられる。お才は、長谷川平蔵を本気で殺害しようと思っている大盗賊網切の甚五郎の手下で、新助を籠絡する役割を与えられていた。まじめ一本の新助はすっかりのぼせあがってしまい、当初はお金を使うが、そのうちだせなくなると、お才がだすというので、ずるずると続いている。あるとき、小料理屋に誘われ、セックスに夢中になっている最中、甚五郎の手下が予定通り踏み込んできて、新助に協力を強制する。