イラン戦争とソ連によるアフガン侵攻との類似性

 アメリカのイラン戦争は、次第に長期戦となる様相を呈してきたという人が多い。イラク戦争のように、泥沼になる危険性もあるとする。
 そういう点でいうと、私はソ連のアフガン侵攻と似ている気がするのである。
 どういう点が似ているかというと、当時ソ連の指導者たちは、アフガンに軍隊を派遣することには、かなり慎重であり、むしろ否定的だったとされている。しかし、アフガニスタンからの強力な援助要請があり、ソ連と協調している大統領のタラキーに対して、副大統領だったアミンが、アメリカとも協調路線をとり、タラキーを圧倒するような勢いだったので、いわばタラキーがソ連に介入を要請したわけである。同盟国を見捨てるわけにもいかないというので、介入したわけだが、当初アミンの排除などにはソ連軍は成功したが、各地からのイスラム過激派と、それを支援し、ソ連打倒を目論むアメリカの反ソ連の勢力への援助によって、ソ連軍は次第に追いつめられ、結局敗北して撤退した。このアフガンの失敗が、ソ連崩壊のひとつの要因になったことは、広く認められていることである。 “イラン戦争とソ連によるアフガン侵攻との類似性” の続きを読む

WBC地上波放映なしを考える

 WBCが開催されているが、今回は日本の地上波のテレビでは一切生中継されないという事態になり、大きな話題となっている。実は、昨日私のオーケストラの練習があったのだが、まだ練習会場に入れない時間帯で、ある年輩の団員が、「地上波でWBCの試合をもっていないんだね。いくら番組表をみてもないんだ」と歎いていたのを、他の団員が、いやnetflixが独占的に放映しているんですよ、と説明していた。そういう事情を知らなかったようだ。
 何故地上波が放映できないかといえば、netflixとの価格競争に敗れたからという、極めて単純な理由だ。前回までは確かに地上波で放映していたし、最高視聴率は40%を超えたという。皮肉なもので、これだけ盛り上がったが故に、netflixのような財政力豊かなメディアが目をつけて、放映権を買い占めたということだろう。 “WBC地上波放映なしを考える” の続きを読む

ホリエモンと小林鷹之の対談

 皇位継承に関する、ホリエモンと小林鷹之の対談をyoutubeで見た。本当に対談として行われたのか、あるいは作為的な編集なのかはわからないが、とにかく、二人が自分の声で発言していたのだから、双方の主張が提示されていると考えてよいのだろう。この対話は、非常に興味深いものだった。そして、議論としては、ホリエモンの圧勝であったと、誰がみても思うようなものだった。
 ホリエモンは、男系男子派の主張は、古くなったOSに基づいており、充分に機能しないのは当然であること、優良商品があるのに、不良商品を後生大事に売っていたら、その商店は当然破産することなど、現在の企業経営的な視点から、男系男子派の主張が没落の議論であることを、実にわかりやすく説明している。それに対して、小林氏は、日本の伝統であるとか、Y染色体とか、決まりきったことしかいわず、ホリエモンの追及にまともに答えられていない。 “ホリエモンと小林鷹之の対談” の続きを読む

都響定期演奏会 春の音楽

 一昨日(3月4日)東京都交響楽団の定期演奏会にでかけた。曲目は、すべて全く知らない曲で、早めについたためじっくりと解説を読んだが、それでもあまりなじめそうにないものだった。
アンドレ・プレビン「春遠からじ」、ドビュッシー「管弦楽のための映像より『春のロンド』」、そして、メインがブリテン「春の交響曲」であった。3月の定期演奏会ということで、「春」をテーマにしたものだった。
 プレビンは、もちろん有名な指揮者だから、CDもいくつかもっているが、かといって、贔屓にしている指揮者でもないので、聴く機会は稀だ。作曲家であることは知っていたが、聴こうと思ったこともなく、いままで来てしまった。正直あまり印象に残っていないが、中間部のバイオリンが奏でるロマンティックな部分は惹かれた。 “都響定期演奏会 春の音楽” の続きを読む

統一教会解散命令にとどまらず、宗教法人への課税を

 東京高裁が、旧統一教会の解散を命令する地裁の判断を支持した。宗教法人の解散命令については、高裁判決が基本的に最終だということで、これから解散手続に入ると報道されている。(ただし、最高裁に請求することはできるということだが、要するに再審要求ということになるだろう。)
 もっとも誤解されている人もいるようだが、宗教法人としての解散命令は、法人格を認めないということにすぎず、宗教団体として存続できなくなるわけではない。要は課税対象になるということだ。
 これは、また宗教法人への課税問題へと議論を展開させる必要がある。過剰な寄付を集めているのは、なにも統一教会だけではない。車であちこちドライブしていると、ときどきとてつもなく大きな、華美な建築物にぶつかることがある。それは、ほとんどが宗教施設である。それほど有名でもない宗教団体の建物でも、そうしたものがある。 “統一教会解散命令にとどまらず、宗教法人への課税を” の続きを読む

戦争が好きな大国独裁者

 ついに、アメリカとイスラエルがイランへの攻撃に踏み切った。そして、イランの最高指導者であるハメネイが殺害されたと、イラン側が認めたようだ。当然イランは報復を行っている。専門家たちの説明では、この戦争は、まず第一に国際法に違犯している、そして、第二にそう簡単にはおさまらないという。アメリカと欧米列強のひとつが、大規模な戦争にかかわるとなると、後世第三次世界大戦の開始とされるかも知れない。
 それにしても思うのは、大国の独裁者というのは、戦争が好きなのだということだ。現在大国の独裁者は、プーチン、習近平そしてトランプということになる。プーチンは大統領になる前から、戦争を契機にしてのし上がり、政権を安定させてきた人物だ。習近平は、軍の反対を押し切って台湾侵攻を強く主張し、現在の混乱をひき起こしていると考えられている。そして、トランプだ。トランプは、自分は決して戦争をひき起こすことはない、と公言していたが、一次の政権でも、武力行使をしているし、とくに第二次になって、とくにめだつようになっている。実際に武力行使をベネズエラに対して行い、グリーンランドに対しては、その意思を隠していない。ウクライナ和平の調停のやり方は、完全に、独裁者に肩入れしている。 “戦争が好きな大国独裁者” の続きを読む

不思議なこと(エプスタインの死と男系・男子派のこと

 世の中にはいろいろと不思議なことがあるものだ。
 最近急に話題が大きくなったエプスタイン問題だが、私が非常に不思議に思っているのは、彼の「死」である。表向きには、刑務所での自殺ということになっているが、いくらなんでも不思議すぎる状況が重なっている。二人部屋だったらしいが、丁度その時間帯には、同部屋の囚人が不在にしていた。見回りの監視役がしばらく見回っていなかった、監視カメラが作動していなかった、その間隙に自ら死んだというのだ。あまりに都合がよすぎるのか、悪すぎるのか。この不自然さに、当然自殺ではなかったという説が強く信じられている。ところが、その説といっても真逆の2説がある。 “不思議なこと(エプスタインの死と男系・男子派のこと” の続きを読む

優秀な高校生が海外にいくのはいいことだ

 東大が新しい学部をつくるのだそうだが、その理由が、日本のもっとも優秀な高校生が、もはや東大を目指すのではなく、海外の大学を目指すようになっているから、それを打開するためだそうだ。本当のところはわからないが、そのように報道されている。現在の入試制度だと、暗記中心の詰め込み型で、もっと自由に能力を伸ばすことができないので、本当に優秀な高校生は、より自由な選抜が行われている海外の有名大学に行きたがるのだということらしい。 “優秀な高校生が海外にいくのはいいことだ” の続きを読む

韓国人の金メダルに自国民が非難?

 韓国人が、ミラノのオリンピックのスノーボードで金メダルをとり、雪上種目での初の金メダルということで、歓喜に包まれたが、金持ちだからとれたという非難もあったということで、話題になっているそうだ。以下の記事に書かれている。「韓国社会に映る「出自重視の構造」…スノボ金メダリストを巡る家柄論争と称賛の行方」
https://news.yahoo.co.jp/articles/8e2406403436ab1f9f66188de9760d7d1178e923 “韓国人の金メダルに自国民が非難?” の続きを読む

一太郎の音声入力を試してみた

 私はこれまで、一太郎は2018年版を使っていたが、今回、バージョンアップした。それはけ音声入力を可能にしていることがわかったからだ。もちろんGoogleの音声入力も大変優れているけれども、ネットを介さないと使えない。ところが一太郎は、オフラインのままで使えるというので、試す価値があると思ったわけだ。この文章も、今一太郎の音声入力を使って書いている。たまに誤変換もあるが、非常に変換精度が高い。(ただし、一度音声入力したあと、キーボードで訂正をしているので、音声入力したままではない。)
 今後は一太郎の音声入力を使って、様々な文章を書くと思われる。使い方を研究する必要はあるだろうが、便利な使い方がいろいろあるに違いない。 “一太郎の音声入力を試してみた” の続きを読む