真子内親王の結婚が本決まりとか

 今日のニュースとワイドショーは、この真子内親王と小室圭氏の結婚が本決まりという話題でいっぱいだった。そんなに驚くことでもなく、ずっとそうした意思表示がなされていたので、その通りに実行するのだということだが、それなりの影響があるのではなかろうか。
 まず、日本ではなく、アメリカで生活し、二人が、日本との公的なつながりはほぼなくなるということは、けっこうなことだろう。そういう形での結婚に対して、周りがあれこれいうことではない。唯一心配だったことは、小室圭のような人物が皇室と関係をもつようになるということだったが、実質的にそれは、ほぼなくなるということで、結婚するとしても、もっとも社会的に悪影響がない形なのが、ほっとする材料といえる。
 真子内親王としては、とにかく結婚できること、小室圭氏としては、世界で最古の王室のメンバーと結婚するという、アメリカでは特に有利な社会的条件を実現できることで、双方のメリットがあるのだろう。しかも、日本での生活は、何かと騒がれ、あまり愉快なことではないから、当人たちにとっては、最善の選択であると想像できる。別に祝福する気持ちはないが、「こんな人物と結婚しても、真子さんは幸せになれない」とか「皇室メンバーと結婚するような人物ではないとか」そんなことをいうつもりもない。

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日航ジャンボ機事故の不可思議

 森永卓郎氏が、毎日新聞に「日航123便はなぜ墜落したのか」(8月12日)という文章を書いている。この事故は、世界史上最大の民間飛行機事故であり、かつ、原因が不明であるにもかかわらず、きっちりとした分析記事が、大メディアに掲載されることは珍しい。そういう意味で、この森永氏の文章は大きな意味がある。その意味は、ここで、自衛隊のミサイル誤爆が原因として仄めかされていることである。
 この事故には、いくつもの原因の推定がある。
・ボーイング社による修理ミスで、尾翼の一部が吹き飛び、油圧系統が破壊されて、操縦不能になった。
・アメリカによる誤爆
・自衛隊による誤爆

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パラリンピック学校連携観戦への疑問

 パラリンピックが始まり、オリンピックではほとんど中止された学校連携観戦が、かなり減ったとはいえ実施されている。オリンピック開始時とは比べ物にならないほど、コロナの感染が拡大しているにもかかわらず、学校連携観戦が強行されているようにみえる。そして、強行であることからくる、いかにもおかしな対策が取られている。そして、ましなことだと思われることでも、批判されたための後追い策になっている。
 例えば、当初公共交通機関を使用して、ひとつ前の駅で降りてから徒歩で会場にくるようにという指示だった。それは、最寄りの駅は、観客が多く利用するので、子どもたちは歩けということだった。この炎天下に、本当に歩かせていたら、かなりの熱中症患者がでただろう。それが、貸し切りバスを使用することが認められた。無観客になったからだ。しかし、駐車場等が使用可能かどうかはわからない。主な会場の周辺は、厳しい道路制限が実施されているから、会場によるようだ。

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横浜市長選の結果 新市長も多難な前途が待っている

 8時に投票が締め切られた途端に、山中竹春氏の当選が確実になった。大規模な選挙、総選挙や参院選挙などでは、開票時間と同時の当確がでることはあるが、これだけ乱戦になった首長戦では珍しいのではないか。それだけ、山中氏の人気が高かったのではなく、菅首相の不人気が際立っていたということだろう。
 8時22分に公表されたNHKのニュース記事では、既に山中氏が、小此木氏を倍以上離している。圧倒的な差がついたということだ。
 私は横浜に住んだこともないし、学校や職場に通ったこともないので、よく分からないが、横浜の事実上の市長といわれる菅首相のお膝元で、しかも、長年の盟友である小此木氏が、大差で敗れるというのは、やはり、今後自民党における総裁選に影響せざるをえないだろう。
 それにしても、今回の横浜市長選は、奇々怪々な様相を呈していた。

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コロナ用錠剤の早期の認可を

 コロナの感染爆発が続いており、酸素センターとか、パラリンピックの学校連携観戦、自宅療養者の死亡とか、多岐にわたった議論が行われているが、この第5波に限っていえば、不思議と出てこないのが、治療薬だ。入院することができれば、かなりの薬を投与することが可能になるので、かなりの確率で助かるようになっているが、入院できない人が東京だけで3万数千人もいるのだ。このなかで、死亡するひとたちが、今後増えてくることは間違いない。当然、病床の拡大、そして、野戦病院などが緊急に必要だと思うのだが、それと同時に、家庭で簡単に服用可能な薬が絶対に必要である。抗体カクテルがいかに有効だとしても、家庭で使用することは、極めて難しい。やはり、家庭での服用は錠剤である。そして、この議論が、5波にはいって、ほとんどなされていない。今こそ緊急に必要であるのに。
 実は、これまで錠剤としての薬の候補として、アビガンとイベルメクチンが話題になった。政府も表向きは、積極的な姿勢を見せているが、いまだに認可されていない。アビガンは、安倍首相が、昨年の5月中に認可したいと国会で述べていたにもかかわらず、いまだに認可されていない。イベルメクチンは、菅首相が積極的に推進したいというようなことを述べたが、同様に認可されていない。

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アフガニスタンの首都陥落

 アメリカの完全撤退表明から、アフガニスタンの首都陥落まで、予想以上に速かった。まだ米軍の撤退が完了していない段階で、既にガニ大統領は他国に亡命してしまった。首都の混乱を防ぐためだなどと言っているようだが、もちろん、殺されないためだろう。もちろん結果としては、混乱が小さくなるし、タリバンとしても、わざわざ捕まえる必要もないに違いない。アメリカが再び介入してくる可能性は低いのだから。
 それにしても、この20年間は何だったのか。そういう疑問に駆られる人は多いはずである。実際に、ベトナム戦争からリアルタイムで、報道に接してきた世代の多くは、アメリカのアフガニスタン介入は、やがてはベトナムの二の舞になると予想されていた。そうした予想からすれば、意外に長くもったというべきかも知れない。国内の対立があると、国を保つことが、本当に難しく、国民が不幸になってしまう、典型的な例がアフガニスタンだ。

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8月15日に思うこと

 今日は「終戦記念日」ということになっている。しかし、日本が正式に終戦に至ったのは、8月15日ではない。9月2日、ミズーリ号での休戦協定を結んだ日である。事実、8月15日をもって、日本軍の軍事行動は止んだが、連合国には、まだ戦闘行為を継続している部隊があった。とくに、ソ連軍は日本人たちに対する攻撃をやめてはいなかったのである。すべての連合国軍が戦闘をやめたのは、日本が正式に降伏文書に署名した9月2日である。
 では、何故、日本は8月15日を終戦の日として、教科書や公式の行事として認定しているのか。それは、さまざまな解釈があるだろうが、戦争を終わらせたのは、天皇の意志であるという認識を確定させるためだと、私は思う。8月15日に行われたのは、天皇が前日録音した「玉音放送」が流したことだ。その趣旨は、結論としてはポツダム宣言を受け入れたと、国民に対して公表することだった。その他には、大東亜戦争は、アジアの解放のためだったとか、連合軍の虐殺が激しくなったので、日本の将来を考えたとか、いろいろなことを言っているが、要するに、これは、日本が降伏したことを、連合軍に伝えたと、国民に知らせたメッセージであり、「戦争か終結」したことを、正式に知らせる文書ではないのだ。実際に見たこともない人が多いかと思うので、文末に全文を掲載しておこう。

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オリンピック後始末1 バッハの警備費・女子ボクシング・開会宣言の訳

 いろいろと出てくる話題を、できるだけフォローしておきたい。
 
バッハ会長の警護費用
 バッハ会長は8月6日に広島を訪問して、平和式典に出席した。国民からの反発がけっこうあったが、決行した。そのときの警備費用を、広島県と市はオリンピック組織委員会とIOCに求めたが、蹴られたというのだ。そして、仕方なく県と市で分担することになったそうだが、もっと争ってもいいのではないだろうか。市はそれなりの歓迎はしたようだが、別に招待したわけでもないようだ。つまり、勝手に来たわけだ。しかも、日本人の多くの願いは、オリンピック期間中の当該時間に、黙祷を捧げることだったのだが、これは明確に拒否しているのだ。つまり、広島を訪れたことは、決して核廃絶の願いを表明したかったわけでもなく、原爆投下に抗議する意志を表明するのでもなく、単に、ノーベル平和賞狙いだという見方があるが、そう思ってしまう。バッハの警備費でいうと、銀ぶらのときにもSPかついていたが、彼らの費用は誰がだしたのだろうか。そういうことも明らかにしてほしいものだ。選手たちには、試合が終わったからすぐに帰国せよということなのに、自分は銀ぶらとは。

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オリンピックの不思議なこと いくつか

 オリンピック関連のテレビなどは見ていないので、気になる部分は、ネットで確認しているが、いくつか不思議だと思うことがある。
 まず試合の開始時間だ。いくつかの競技では、あまりの暑さに対応するために、試合の時間をずらしている。テニス、サッカー女子、マラソン女子などが代表的だが、屋外競技のいくつかが変更したようだ。ところで、試合時間は、アメリカのテレビ放映権をもっているNBCの意向によって決まるといわれていた。だから、非常に不自然な時間帯が設定されているわけだ。アメリカの視聴者にとってのゴールデンタイムに、アメリカでの人気スポーツが試合を行うように、開催地の時間帯を無視して設定されるわけだ。ところが、かなり突然試合開始時間が変更になったとき、NBCとの調整はどうだったのだろうか。そういう報道がほとんど見られないので、気になるところだ。
 もしかしたら、アメリカでの視聴率が非常に低いので、NBCとしても無理に時間を合わせる意味がないと諦めたのか。あるいは、特にアメリカの選手が激しく抗議していたので、仕方ないと思ったのか。

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オリンピックは終わったが、地獄の後始末がくる

 今日でオリンピックが終了する。関係者やメディアは、成功したといっているが、残念ながら、メディアを中心に何か盛り上がった感じを作り出したから、そう感じているのだろう。
 他方、オリンピックなど、まったく無視しているひとたちも少なくないのだ。コロナのほうがよほど心配事項であるというひとたちだ。また、IOCに対する最大の資金提供者である、アメリカのNBCは、あまりに視聴率が低いので、こまっているだけではなく、スポンサーへの補償なども考慮せざるをえなくなっているという。これで、盛り上がったといえるのだろうか。
 
 これから、様々な負の結果が出てくるのだ。何よりも、コロナ感染の拡大だ。一昨日明らかになったことだが、コロナの変異株であるラムダ株が、7月20日に検出されていたが、それを厚労省が隠していたという。ラムダ株は、南米で猛威を振るっている変異株で、感染力も重症化率も格段に大きいとされている。どこから持ち込まれたのかといえば、隠されているのでわからないが、時期的に、オリンピック関係者の来日組と考えるのが、もっとも自然だろう。だからこそ、厚労省は、オリンピックが終わるまで発表しないと決めていたのだ。それが、海外のメディアが発見し、調査していると、突然NHKがニュースで報道したという。海外で騒がれる前に、国内でちゃんと発表したという形をとりたかったのだろうと憶測されている。

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