ウクライナ戦線は膠着状態が続いているが、2月3月になると大きな戦闘が行なわれると予想されている。そうしたなか、森元首相が、「ロシアが負けることはない」と述べ、更に鈴木宗男氏が追随する発言を繰りかえしている。森氏の発言の紹介は、「森元首相「ロシアが負けることは考えられない」発言に大ブーイング「立ち位置が不適切」「さすがプーチンのお友達」…官房副長官も “反撃”」
であり、鈴木氏は、「鈴木宗男氏 森喜朗元首相に同調「私も国力から見てロシアが負けることはないと考える」」
である。
ふたりは、ともに北方領土解決のために努力した事実はあり、プーチンともパイプをもっている。おそらく、今でもそうしたプーチンとの友好的関係を土台に発言しているのだろうが、状況の変化を認識できないのか、もともと、プーチンとの交渉自体か砂上の楼閣だったのか。おそらく、両方だろう。それはともかく、両氏が今回述べたことは、以下のように整理できる。
・ロシアは負けないし、もし負けたとしたら、大変なことになる。
・せっかく日露の改善に努力して積み立ててきたのに、ウクライナにこんなに肩入れしていいのか。(以上森)
・プーチンだけ批判するのは間違いで、ゼレンスキーも国民を苦しめている。
・ウクライナとロシアのどちらが日本にとって重要なのか。(ロシアだという含み)
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