真子内親王と小室圭氏の結婚問題は、昨年、秋篠宮が親として結婚を認める発言をして、更に、真子内親王が、結婚は生きるために必要なことだというような趣旨の文章を発表することによって、進むかと思われたが、宮内庁の長官が、小室氏に説明責任を求める発言をして、またまた停滞感が漂っているように見える。久しぶりだと思うが、毎日新聞が識者なるひとたちの見解を並べて掲載した。
山猫総合研究所代表取締役の三浦瑠麗氏
大阪大学客員教授の津田大介氏
政治史研究者の君塚直隆氏の3人である。
少しずつ論点が異なっており、三浦氏が、基本的に本人の自由で、外野がとやかくいうようなことではないというのが趣旨だ。小室氏が、金銭や名誉欲で結婚しようとしているという、「男性が女性を養って当然」というような価値観からの批判だと、それに対して違和感を呈している。皇族との結婚によって、プライバシーがある程度さらされることはやむをえないが、基本的には、他人の結婚には干渉すべきではないと述べている。