6月4日の時事通信の記事には、以下のように書かれている。
「新型コロナウイルスへの対応でロックダウン(都市封鎖)を行わない独自路線を進んでいるスウェーデン政府の疫学者アンデシュ・テグネル博士は3日、地元ラジオのインタビューで「われわれの取った行動には明らかに改善すべき点がある」と述べ、反省の念を示した。地元メディアが報じた。」
ただし、この記事では反省を示しており、これから新しく対策をとるならば、今の政策と、欧米がとっている政策の中間だろうと述べているだけで、具体的な反省点や代替の方法を示しているわけではない。中間というのは、日本のような強制力のない自粛要請だろうか。
スウェーデンのロックダウンをしない対策は、集団免疫を目指していると説明されている。それは事実なのだろうが、更に日本ではあまり紹介されていない理由がある。それは、隔離政策は、高齢者に致命的な打撃を与えるから避けるべきだというものだ。 “スウェーデンのコロナ対策 高齢者の孤独” の続きを読む