今日は、昨日整理だけしておいて、説明をしなかった部分について書きたい。昨日、人間と動物の関係を、乱暴だが、以下のように分類した。
1 野生の動物。狩猟や漁業で、人間が食料として捕獲する動物と、人間との関係は基本的にないが、餌がなくなって、野生動物が、人間の住む地域に出てきたり、人間が植物採集やハイキングなどで、動物の領域に入り込んで出会うことがある。
2 鑑賞やペットして、人間が飼っている。
3 人が動物を活用している。実験用と食用、興行用がある。
近年日本では、野生で生息している動物が、人間の居住空間に出てきて、農産物を荒らすとか、あるいは住宅地域に出てきて、食料をあさっているなどの「被害」が増加している。もちろん、その原因はあきらかで、動物が生きている空間で食料が乏しくなった結果と、とくにサルなどは、人間の空間にいけば、より美味な食べ物があることを学習していることもあるだろう。動物も、それなりに知恵をつけて、人間が住んでいる地域にでかけても、危害を加えられることはないと分かっているのかも知れない。