いじめの実態に迫る

こんにちは、まーぼーです。

 

これからゼミで取り組む研究の個人テーマについて、研究方法と目的と動機について書いていきます。

 

私が「人間の尊厳」というテーマのもと、ゼミでやりたいと考えている内容は、いじめについてです。

今回は、いじめはいじめでも学校現場での児童・生徒同士のものを主としたいと考えています。

加害者・被害者の心理状態や環境、いじめのきっかけや原因はどのようなものであるかを実際に経験したことのある人に、辛い思いをさせないように配慮しつつ、話を聞いたり関わっていったりしていきたいと思っています。

フリースクールの関係者に話を伺う約束をすることができました。
基本的な知識や理論については文献で調べておき、学内でも簡単な質問紙とそこで実際にお話しをしていただけないかの協力をお願いできたらと思っています。

また、フリースクール(地元のフリースクールに見学とお話を伺う約束をしました。)や、学校の相談室でのボランティア(埼玉県で募集しているスチューデントサポーターに参加できないか検討中)、児童相談所等で、経験した児童・生徒の声を聞いていきたいと考えています。

 

私がこのテーマで研究したいと考えたのは、いじめとは通常学校や学級だけではなく、特別支援学校でも起こるものであると聞いたことがあるのが一番の理由です。人間の尊厳を考えたときに、ステータスが同じくらいの人どうしでも起こる尊厳が保たれない状況はいじめなのではないかと思いました。いじめの程度の違いはあるけれど、自分以外の誰かを傷つけてしまう気持ちというのは誰しも持っている気持ちなのかもしれないと思います。しかし、それが他の気持ちを上回ってしまう状況や、その人の人格を形成した背景も関わってくるのではないか、そこを個人に対応して考えられるようになればいじめを減らしていけるのではないかと考えました。いじめが起きてからの対応法も大切かもしれませんが、予防するという積極的な方法を学んでいきたいと考えていたので、この機会に研究していきたいと考えました。現場に立ったときに、少しでもいじめを起こさないための方法などを学んでいかせていけたらと思います。