春学期におこなったこと 

私は、障害児の就労について、学校で行うといいことがあるのか、また賃金を上げるために行うといい教育はあるのかということを研究することに決めました。

そのため、最初に事業所で職員として働いている伯母に簡単なインタビューを行いました。そのインタビューでは、日常生活のスキルを中心に身をつけると職員からしても、働く障害者にしても、また事業所を運営していくうえでも、とても有効なのではないか、ということでした。また、職業的なスキルは就職、就労後に身につけていくものであって、学校では、基本的なことを身につけることに重点を置いてほしい、ということでした。また先行して行ったインタビュー内容を基にアンケートを作成しました。

次に、文献などを探しました。障害者に関する調査などは毎年行われているのですが、ひとくくりにされていることが多く、求めているような文献はまだ探せていない現状です。

最後に、学校また事業所へのインタビュー、アンケート依頼を行いました。学校はアンケート一校、進路担当の先生とのインタビューとアンケートが一校の二校が協力してくださることになりました。また、事業所は、アンケートがひとつ、またアンケートとインタビューが行えるか調整中が一つ、となりました。

以上が春学期に行ったこととなります。

夏休みに、アンケート回収、文献探しなどを中心に行う予定です。

 

投稿者: wakei

2020年3月まで文教大学人間科学部の教授でした。 以降は自由な教育研究者です。専門は教育学、とくにヨーロッパの学校制度の研究を行っています。