カスハラ?

 カスハラという言葉があるそうだ。「「お客様は神様ではない」 秋田のバス会社“クレーマー反論広告”に見る、カスハラ被害の深刻さ 暴言は拳よりもタチが悪い」をみるとけっこう深刻だ。
 カスハラとは、カスタマー・ハラスメントの略だそうで、要するに無理難題をいう消費者のクレームに、業界がとても悩んでいるということだ。もちろん、そういう事実は知っていたが、カスハラというのだということは、今回初めて知った。様々な分野で、ずいぶん前から大きな問題になっていると思う。交通機関や病院などが、そのクレームの酷さがよく話題になっていたと思う。「お客様は神様」という建前で、できるだけ下手にでていたが、今後はクレームの不当さを指摘していくという姿勢を表明したものだ。

“カスハラ?” の続きを読む

駐車券の便不便

 駐車場に入るときに、駐車券をとったり、あるいは料金を払ったりするときに、いろいろと不便なことがある。それに対応する器具などもあるようだ。そうした駐車券や料金支払いの方法によって、駐車場の利用しやすさは、大きく影響される。ヨーロッパで生活していたときには、言葉の問題もあり、そもそもどのように利用するのかが、よくわからないことがけっこうあった。そういうときには、以外に他の利用者が教えてくれることが多かったのだが。日本でもわかりにくいことがある。

“駐車券の便不便” の続きを読む

町内会の仕事

 おそらく、日本中に「町内会」なるものがあるに違いない。団地などは、団地内での似たような組織があるはずだ。私が属している班は15戸で成り立っているので、15年に一度は班長なるものをしなければならない。具体的に何をしなければならないのかは、まだ十分に把握していないのだが、回覧板を廻すというのが、日常的には、もっとも目立つ仕事のようだ。そして、今日、最初の回覧板を廻してきた。そして、次は、会費の集金なので、その告知を含んだ回覧だった。
 別に班員の仕事というのもある。ゴミ収集のあとの掃除である。これは、一週間交代になるので、年に数回回ってくる。特に、生ゴミの収集の際に、しっかり網で覆うことをしないまま出すと、ほぼ確実にカラスが生ゴミをつつきにくる。そして、そのあとは、ゴミが散乱することになる。私の地域では、そうしたことは、あまりないが、皆無というわけではない。カラスは黄色を嫌うということで、黄色の網をかぶせるのだが、ゴミの量が多いと、どうしてもはみ出してしまう可能性がある。いずれにせよ、収集のあとは散らかっているので、掃除をするわけだ。週3回だ。

“町内会の仕事” の続きを読む

75歳の壁

 「心身に大変化「75歳の壁」をどう乗り越える?」という、まさしく75歳にもうじきなる人間として、興味を惹かれる題名の文章があった。
 書いた人は西川敦子というフリーライターとなっており、元神戸松蔭女子学院大学教授で中高年のキャリア・生き方を取材し続ける作家・楠木新氏(68)にインタビューした記事である。掲載が3月26日だから、けっこう前の文章だ。すぐに書こうかと思っていたのだが、正直なところ、内容に失望したので、書かずにいたのである。
 まずがっかりしたのは、筆者はけっこう若い人であるらしく、教える立場の被インタビュアーも68歳であり、なんで、75歳の壁についてのべられるのか、と感じたからにほかならない。そして、実際に、読んでみても、実に薄っぺらいのだ。こんなことを語る講演会にたくさんの高齢者が集まっているらしいことに、逆に驚いてしまう。

“75歳の壁” の続きを読む

羽鳥モーニングショー玉川氏復帰

 4月新年度になったからなのか、玉川徹氏が、羽鳥モーニングショーに復帰した。これまでは、単発的な復帰だったが、以前のような連日のコメンテーターということらしい。玉川氏の撤退によって、いい意味での羽鳥モーニングショーの面白さが、大分薄れていたことは間違いないから、復帰は、歓迎すべきだろう。といっても、テレ朝のそもそもの体質なのか、安倍政権などに睨まれていたからなのか、ネトウヨと言われるひとたちが攻撃するほど、テレ朝は、自民党政府に批判的ではないし、羽鳥モーニングショーも、特に昨年の統一教会問題での消極性で、その弱腰が顕著に見られた。あまりにWBCにのめり込み過ぎなのも気になっていた。石原、山口など、明らかに保守的なひとがレギュラーにいるし、安倍親衛隊だった田崎氏なども、頻繁に登場していた。玉川氏がいなかったとき、明確にリベラルといえるのは、浜田氏くらいだったのではないだろうか。そういう意味で、玉川氏の復帰によって、バランスを回復したように思う。

“羽鳥モーニングショー玉川氏復帰” の続きを読む

音声認識ソフトの精度向上を実感

 久しぶりに、会議のテープ起こしをやったので、いろいろとソフトを探していて、結局、express scrive をインストールして使ったが、最近は音声認識が充実してきて、実用段階に入っていることがわかった。無料のものもいくつかあり、グーグルのドキュメントは、音声入力ができるし、精度が高いと書かれていたので、試してみた。
 音声認識は、ずっと以前から、いろいろと試していた。大学に、聴覚障害の学生が入学して、ノートテイクではどうしても不足なので、私の授業をとったときには、講義を録音して、その都度テープ起こしをして、ホームページにアップしていた。これは、教育的には非常に効果があって、聴覚障害の学生だけではなく、健常者にとっても、授業を聞いただけでは、十分に理解できなかったことを確認したり、あるいは欠席者が、授業の内容を正確に知ることができたからだ。しかし、かなりの時間がとられたことは間違いない。

“音声認識ソフトの精度向上を実感” の続きを読む

パソコントラブル顛末

 最近のパソコンは、滅多に故障しない。ハングアウトなどはたまに起きるが、ソフトの問題であって、ハードとしてのパソコンは、本当によく働いてくれる。しかし、使っている二台のパソコンが同時に多少おかしくなってしまった。ひとつは、HPのゲームパソコン(OMEN)でデスクトップ。以前はこちらがメインだったが、今は、たまにしか使わなくなった。それは、部屋の問題であって、本当にはそちらをメインにしたいのだが。
 もう一台は富士通の親指シフトキーボードになっているノートパソコンだ。こちらは、青山にある親指シフト専門店が、富士通に特別注文して作らせている特別使用のもので、機能の割には高価だった。しかし、旅行にもっていっても、親指シフトで打てるので、非常に重宝しており、こちらが現在はメインになっている。(残念ながら、現在はこの手の親指シフトのノートパソコンは作っていないので、これが壊れたらどうしようかと危惧している。)
 最初におかしくなったのは、OMENで突然起動しなくなった。そして、びー、びー、という音がするだけで、一向に起動しない。これは困ったと思ったのだが、旅行にでかける前日だったので、どうにもならず、そのまま一週間の旅行に。

“パソコントラブル顛末” の続きを読む

代替肉の可能性2

 食料問題は、環境問題だけではなく、食品ロスや途上国の食料不足・飢餓問題など、多様である。そして、それらは別々のものではなく、家畜や養殖の飼料として消費される食料が、そのまま人間が消費されるようになれば、かなりの飢餓を救うことができる。食品ロスも同様である。だから、環境問題としての象徴的「牛肉」問題は、食料問題を広範に改善することになる。また添加物などによる健康被害問題も軽視できない。
 
 牛肉を食べることが、どれだけ大きな食料を無駄にたくさん牛に食べさせてしまうかを知ると、人々は、牛肉を控えるようになるのだろうか。そこに文化がかかわってくる。インドのように牛肉が忌避されている国では、そもそも牛肉を食べないのだから、その代替肉を求める感情自体が起きないだろう。日本や中国のように、代替肉の原料である大豆料理が既に広く、多様に普及している国では、大豆料理のメニューがひとつ増える程度の効果しかないと思われるのだが。

“代替肉の可能性2” の続きを読む

代替肉の可能性

 現在、環境問題を重視する観点から、動物性タンパクの食品を、植物性タンパクでつくることが、欧米で浸透しつつある。大豆を主な材料でつくったビフテキなどである。ところが、こうした食品は日本では、なかなか売れないのだそうだ。私は、一度食べてみたいと思っているが、実際にそうした商品やレストランでのメニューに接したことがない。通常のファミレスなどでは、見たことがない。
 動物性タンパクのとり方を改善するべきであるという領域はたくさんある。そもそも、牛肉が環境派にとって攻撃の対象になるのは、牛を成長させるために必要な栄養素は、牛の肉等によってとれる栄養素の何倍もあり、例えば、飼料のトウモロコシを牛に食べさせるのではなく、直接人間が食べれば、ずっと多くの人の胃袋を満たすことができるということだ。それは、大きな魚の養殖にもいえる。ブリの養殖のためはには、大量のいわしを必要とする。いわしを直接食べれば、やはりずっと多くの人が栄養をとる点では合理的なのである。更に牛やブリの排泄物の環境汚染要因も大きい。そして、牛のための飼料を育てるために、アマゾンの熱帯雨林がどんどん伐採されているという、環境破壊も進んでいる。牛肉はおいしい、ブリはいわしよりおいしいのは確かであるが、私には、いわしをたくさんの人が食べられるほうがよい。いわしも十分においしいではないか。

“代替肉の可能性” の続きを読む

高騰する電気料金を考える

 電気料金の値上がりが、テレビなどでもずいぶんと取り上げられている。羽鳥モーニングショーでも、何度か扱われている。そのなかで、それは大変だろうなという事例がたくさん取り上げられていた。しかし、ちょっと待て、という例がないこともない。
 個々の家庭では、自衛手段しかないのだから、どうやって電気料金を抑えるかの工夫が必要である。何に違和感をもったかというと、電気代がこんなに高かったという家庭の様子が紹介されていたのだが、子どもたちがまるで夏のような薄着で過ごしていたことだ。あの服装だと、室温をかなり高く設定しているのだろう。暖房の設定温度を1度下げるだけで、かなりの電力の節約になると言われているのだから、そういうことをもっと考慮して、生活したらどうかと思ったわけである。

“高騰する電気料金を考える” の続きを読む