パソコントラブル顛末

 最近のパソコンは、滅多に故障しない。ハングアウトなどはたまに起きるが、ソフトの問題であって、ハードとしてのパソコンは、本当によく働いてくれる。しかし、使っている二台のパソコンが同時に多少おかしくなってしまった。ひとつは、HPのゲームパソコン(OMEN)でデスクトップ。以前はこちらがメインだったが、今は、たまにしか使わなくなった。それは、部屋の問題であって、本当にはそちらをメインにしたいのだが。
 もう一台は富士通の親指シフトキーボードになっているノートパソコンだ。こちらは、青山にある親指シフト専門店が、富士通に特別注文して作らせている特別使用のもので、機能の割には高価だった。しかし、旅行にもっていっても、親指シフトで打てるので、非常に重宝しており、こちらが現在はメインになっている。(残念ながら、現在はこの手の親指シフトのノートパソコンは作っていないので、これが壊れたらどうしようかと危惧している。)
 最初におかしくなったのは、OMENで突然起動しなくなった。そして、びー、びー、という音がするだけで、一向に起動しない。これは困ったと思ったのだが、旅行にでかける前日だったので、どうにもならず、そのまま一週間の旅行に。

 そして、当然旅行にもっていったノートパソコンだが、マウスを忘れてしまったので、フラットポイントを指で操作をするのだが、最初は動かない。普段マウスを使っていると、フラットポイントは無効になってしまうらしい。何度か再起動を繰りかえすと、動くようになった。ところが、今度は、文章を書いていると、突然文字サイズが、突然大きくなったり、また小さくなったりする。何もそういう操作をしていないのにだ。これは、一週間の旅行中ずっと治らなかったのだが、帰宅して、マウスをつないだら、そうした動作はまったく起きなくなった。不思議な感じだ。
 
 さて、もう一台のデスクトップのほうだが、突然正常に動いたり、また、ビープ音で起動しなかったりしている。HPのホームページで調べると、どうやら、内部のボードが緩んでいることが原因となるらしい。しかし、パソコンをあけたことなどないし、まして、自作派ではないので、どうにもならない。一度、あけてみたのだが、何をどうしていいのか、さっぱりわからないので、そのまま戻した。
 やはり、修理にださざるをえないかと思い、HPの修理受け付けサイトで、持ち込みと宅急便が選べたので、持ち込みにして申し込んだところ、折り返しの電話があり、郵送方法について尋ねてくる。こちらでは、店舗に持ち込むように申し込んだのだけど、というと、そういう欄はあるけど、実際に持ち込みはないのです、という。おそらく、簡単に直る可能性があるので、ぜひとも持ち込みにしたかったので、キャンセルすることにして、近所にあるパソコン修理を引き受けているところに行って、修理を頼めるか聞いたところ、部品交換が必要な場合には、メーカーに頼むことになるが、そのようなチェックはできるというので、早速、パソコンを持ち込んで依頼した。すると、2時間程度あとに電話があり、直ったという。早速とりにいき、セッティングした。とりあえず大丈夫なようだ。
 
 部品交換が必要なら、少々高くなっても、新しいのに買い換えざるをえないと思っていたので、まずはよかった。これから、たまに使うのではなく、すこし頻繁に使うことにしよう。
 また、ホームページでの申し込みをキャンセルしてよかった。悪質な業者とも思えなかったが、ホームページに提示してある条件が、実際にはない、というのは、おかしなところだ。また、ビープ音がエラー箇所を教えてくれるというのは、パソコンというのはたいしたものだ、と妙なところで感心した。

投稿者: wakei

2020年3月まで文教大学人間科学部の教授でした。 以降は自由な教育研究者です。専門は教育学、とくにヨーロッパの学校制度の研究を行っています。

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