旧中山道旅行記6

 今日は帰宅する日で、夜遅くに帰った。早速パソコンをセットしたが、対して書くことはないのだが、最後の報告として。
 まず、宿を出て、せっかくだから琵琶湖を一周したことにしようと、今回は北回りに車を走らせた。これまでは、米原あたりから、琵琶湖の東側を通って、坂本あたりまでいっていたが、坂本に宿泊していたので、西側を北回りにすると、一周したことになる。それで改めて感じたのは、琵琶湖は大きいという当たり前のことだ。諏訪湖を通ってきたので、特に強く感じた。
 昨日、滋賀県の人と偶然少し話したのだが、滋賀のいいところは自然災害がないことだという。地震もないし、台風も来ないと。火山も廻りにない。大雨は降るだろうが、琵琶湖が吸収してくれるのだろう。確かに、滋賀は暮らしやすい土地なのに違いない。だから、商人を多く輩出したのかも知れない。
 途中長浜城があったので、見ようと車を降りたのだが、来年春まで休館だったために、諦めて、最後に彦根城を見るために、彦根に向かった。
 残念ながら、時間があまりなかったので、資料館のみ見ることにしたが、予想に反して見応えがあった。

 一番よかったのは、殿様の住居が復元されていたことだ。城というと、復元は天守閣で、肝心の住居や執務場は復元されていない。しかし、城の中心はそうした本丸や二の丸であって、天守閣ではないのだ。全国の城でも、天守閣以外を復元しようしているところかいくつかあるが、私がみたなかでは、彦根城はとても進んでいるほうだと思う。


 また堀が外堀と内堀が、全部ではないが残っていることは、かなり城らしい雰囲気を醸しだしている。

投稿者: wakei

2020年3月まで文教大学人間科学部の教授でした。 以降は自由な教育研究者です。専門は教育学、とくにヨーロッパの学校制度の研究を行っています。

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