張本が、女子ボクシングについて発言したこと、そして、抗議を受けての謝罪に対して、まだ非難が殺到しているらしい。今日のサンデーモーニングでの謝罪を見たが、あれも気にいらなかったようだ。最初にアナウンサーが謝罪を述べ、関口、張本というような順に謝罪していったのだが、謝罪はしていた。ただ、私は、どうも張本にしても、非難している側にも、疑問を感じるのである。前に書いたが、私はボクシングという競技に、スポーツ性を感じないので、商業的な格闘技として行うことには、とやかく言うつもりはないが、スポーツとしてオリンピックなどにいれることについては、大きな疑問を感じるのである。張本自身は、ボクシングが大好きな人間だ。張本への疑問はそこにある。
そして、張本発言だが、テレビのような公共放送でいうことについては、やはり問題を感じるが、ただ、かなり多くの国民が、同様のことを思っているのではないだろうか。自分の娘が、ボクシングをやりたいといったら、多くの親は反対すると思うのだ。私自身、強く反対する。というより、ボクシングをやりたいなどと言いださないような子育てをしたいと考える。私は、娘しかいないので、そう考えるが、男の子どもだったとしても、同様だ。男ならよいとも思わない。どういう子育てかといえば、他のスポーツに親しませ、そのなかで好きになったものを、自由にやらせるということだ。男であれば、プロボクシングという、きついがチャンピョンになれば、かなりお金を稼げるスポーツだから、身体に自身があれば、進んでやりたいと思う人も少なからずいるだろうが、女の子どもの場合には、特に身近にやる人がいなければ、自らやりたいと思う人は、かなり限定的なのではないだろうか。
張本を非難する声に、ボクシングを殴り合いだと考えているとしたら、それはとんでもない誤解だというのがあったが、殴り合いでなければ、何なのだろう。基本、殴り合いなのではないか。殴り合いのやり方に、ルールを設定し、勝敗の基準を作っている競技だと、私には思われる。アマチュアは防具を付けているが、それだけ危険がある証拠だ。プロは防具をつけないので、後遺症が残ったり、あるいは、後日死亡する人もいるという記事を読んだことがある。
張本の発言に問題はあるが、それを非難する側にも、正当性など感じない。むしす、ボクシングはりっぱ