教師の影響力

人は20歳までの年に、人生の半分を過ごしたことになると、以前読んだ本の中に書いてありました。その20歳までの中で、学校に通う時間というものは大半を占めている。人々が生まれてから死ぬまでに学校という場に触れない人はほぼいないだろう。その学校という場において大事なものは友達であったり勉強であったりと様々だが、絶対に教師という存在が欠かせない。教師のもとでわたしたちは考え、行動し、成長していく。勉強を教わるのはもちろんであり他の様々な活動でも教師からなにかを得るということはおおいだろう。

 

そこで、ゼミのテーマである人間の尊厳と関連して考えてみたところ、学校での教師によって子どもの尊厳が冒されている場面があるのではないかと考えた。教師と子どもというのは密接な関係であるからして、その影響力というものは大きいだろう。教師のたった一言の発言やちょっとした行動でも子どもは何かを感じ影響されていく。自分にとっていい意味で影響させてくれる教師もきっとたくさんいると思うが、今回はそれが悪い意味で影響されてしまうことに対してスポットを当てたいと思う。 学生時代という貴重な時間の中で一体どんなことが生徒の尊厳をおかしてしまうことになっているのかを研究していきたい。

 

調査方法として、まずはそういった場面が本当にあるのかということをネットや文献などで調べる。それだけでは足りないと思うので文教大学の方々に教師の発言や行動により傷ついたと感じたことなどのアンケート実施する。教師がどんな存在であるのか、教師にどんな存在でいてほしいのかということも併せて聞きたいと考えている。 そしてそこからでた意見や事例を法律的観点や道徳的観点などの様々な観点から考察し、影響力の大きさ、どんなものが尊厳をおかしているかということを調査していきたい。

投稿者: wakei

2020年3月まで文教大学人間科学部の教授でした。 以降は自由な教育研究者です。専門は教育学、とくにヨーロッパの学校制度の研究を行っています。