下田旅行2

 昨日の分になるが、まず、宿舎から少し離れた海岸の名所というほどでもないが、「サンドスキー」というところにいって、かなり昇り降りしながら見物した。まず、岩が波で削られた洞窟で、かなり狭い空間が開けている。
 
 
 今度は上に登っていって、海を眺望できるところが遊歩道になっている。
 

 
 ここから車で2,3分のところにサーフィン場があるが、そこはまったく別の駐車場で、ここの駐車場はこの程度の見学をするだけだが、500円もとられる。ずっと廻ればもっとあるのかも知れないが、主な部分を廻って1時間もまずかからない。宿舎から徒歩でいける距離なのだが、道路は歩道がまったくなく、しかも狭い。トンネルが2カ所もあるので、とても歩く気持ちにはならないし、実際に歩行者はまったく見なかった。見学できるように、柵などが設置されているから、それなりにお金がかかるのだろうが。ドイツの教会を思い出した。ドイツの教会は、なかにはいること、そこでオルガンが演奏されていても、それを自由に聴けるのだが、高い塔に登るためには、お金が必要で、ウルムの教会で登ったことがあるが、非常に疲れる。ドナウ川が流れているので景色はよいが、昇り降りするためにだけお金を払うというのが、共通している。どちらも人はけっこういたし、中国人が大きな声で談笑していた。
 
 次に、下田駅付近から登るロープウェイにいった。
 最初乗り場への道を間違えて、下田城美術館なるものがあったが、ものすごく汚れて、修復が必要な状態だった。とても「美術館」という雰囲気ではないなあ、などといいながら、そのあとロープウェイに乗ったが、城が見えたので、撮影したのが、この写真だ。
 
 
 下田は、いまでもペリーを観光の売りにしているので、ここはその中心のひとつだ。幕府が設置した黒船監視所がある。次は、監視所の脇からみた下田の湾だ。黒船を模した遊覧船がこの堤防から出ていって、遊覧する。
 
 
 見張り所は、人がやっと二人は入れるくらいの小さなもので、実物大の人形が一人、鉄砲をもって座っていた。
 
 
 
 

投稿者: wakei

2020年3月まで文教大学人間科学部の教授でした。 以降は自由な教育研究者です。専門は教育学、とくにヨーロッパの学校制度の研究を行っています。

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