ベラルーシの外相ウラジーミル・マケイ氏が26日突然死亡したという。各紙が報道しているが、共通している内容は以下の通りだ。
・マケイ外相は、ベラルーシの独裁者ルカシェンコの下で、10年に渡って外相を務めていた。
・閣僚のなかで、唯一ロシアに影響されない人物だったと言われている。
・直前まで会談をこなし、また28日にもロシアのラズロフ外相との会談が予定されていた。
・死因はわからない。
元気だったはずの重要人物が突然死去したのだから、当然憶測が飛んでいる。64歳ということだから、当然脳卒中のような発作で、突然亡くなったという可能性は否定できない。しかし、直前まで会談をこなしていたし、重要会談を控えていたということだから、健康上の問題はないとすると、その可能性も低いような気がする。すると、誰かに殺害されたということになるが、もっとも多くのひとたちが想像しているのは、ロシアによる暗殺だ。