[自己紹介]
高校生のときに、新聞部の活動をする中で、教育に関心をもつようになりましたが、教科書訴訟が提起され、宗像誠也という人の著書を読んで、教育行政を将来研究しようと心に決めて、現在に至っています。実際には、広く社会の中で、個々人の人生選択と、社会の側からの人材選抜とが、どのような関係になっているかを、主に西洋の現代教育制度を研究することで、追求しています。個人が、自己の能力を最もよく発揮できる選択が、社会全体として、構成員の力を最もよく引き出すことになるようなシステムを究明することが、生涯の課題です。
[専門分野・研究テーマ]
中心の受け持ちは、「国際教育論」という授業ですが、近年は、インターネットを教育活動に活かすことを、いろいろな授業で試みています。昨年度、3年生の演習(生涯教育特殊研究)で、ホームページを作り、海外と交流を試みました。また、人間科学部のホームページを作ったのも、このメンバーでした。
研究は、最近は、日本と非常に対照的なオランダの教育や、社会に焦点をあてています。
[学生諸君へのメッセージ]
昨年、はれて、文教大学管弦学部に入れてもらい、楽しくオーケストラ活動をしました。同時に、学生諸君の、普段教師からは見ることのできない底力を目の当たりにして、認識を新たにしました。勉学だけではなく、広く社会で役にたつ活動が大切です。<BR>
本年度も定期演奏会にでますので、ぜひ、多くの人に聴いてほしいと思います。