オランダと災害 2003.1.31

 ずいぶん時間がたってしまって申し訳ありません。別のところに書いたように、とにかく選挙が面白くてテレビに釘付け状態が続いていました。
 インフルエンザの流行はあると思いますが、今はそういうことは聞いてません。前回のときにもそういうことは聞きませんでしたね。オランダはとにかく、何か不足の事態で学校が休みになるというようなことは、あまりないような気がします。もっともあまり知らないということに過ぎないかも知れませんが。
 ただ、前回はポリオ、今回はマラリアというような、通常発生しにくい病気が起きて、多少社会的な騒ぎになったというようなことはあるようです。
 今は50年前に起きた大洪水のことを毎日のようにテレビで放映しています。本当にひどい洪水だったようで、堤防が決壊し、海水が陸地にどんどん入ってきてしまったため、相当の人が死んだようです。承知のようにオランダは40%が海面より低地なので、いったん海水が陸に入ってくる事態になったら大変な被害になります。
 今年は非常に珍しくオランダの南の端にあるマーストリヒトの近くで洪水のような状態になりました。ベルギーはひどかったので、日本ではベルギーのことがニュースで放映されたかも知れませんが、オランダ側でもかなり危険な状態でした。オランダではこの50年前の災害以来大きな洪水は起きていないので、オランダ中が緊張した感じでした。
 サドベリは行けたら9月にいくつもりですが、サドベリは訪問を受け入れていないので、どうやって受け入れてもらうか、思案中です。姉妹校の中にはいくつか受け入れている学校もあるようなので、そちらになるかも知れません。