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(19) 93/01/06 05:13
オランダ通信12
遅ればせながら、新年おめでとうございます。
今年もよろしく。
大分時間があいてしまいましたが、またアクセスしていきます。
オランダでは新年早々運河が凍って、人々はスケ−トを始めました。とにかくオランダという国は、至る所に運河があるので、天然のスケ−ト場がそこら中にあるわけです。ただ非常に不思議なのは、隣の運河どうしで、凍ったり凍らなかったりする場合があることで、人為的にやっているのかも知れませんが。
因みに、こちらの高速道路ではあまりトラックを見かけないと思っていたら、案の定重い荷物の輸送は運河を使用するそうです。そのため、道路がうるさかったり、またすぐに痛んだりということがありません。
大晦日では、こちちは花火の習慣があるそうで、12時を期して一斉に、そこら中で花火が上がりはじめました。日本では大きな打ち上げ花火は、通常の人はほとんどしないと思いますが、こちらでは誰でも気軽にやるようです。とにかく1時間以上、そこら中の通りで、花火の競演です。
一年の内でそういう訳で、元旦が一番通りがきたない日なのだそうです。花火のカスがずっと通りに残っていて、とても清潔な街とは言えなくなりました。
都市部分ではこれが原因で火災も起きているし、また打ち上げ花火に座って、横にして、まるで大砲のように発火させる若者もいて、(これはテレビの映像)とても危険な要素もあります。テレビでは自動車が燃えている映像が、繰り返し報道されていました。
こういうところになると、ヨ−ロッパ人のある種の馬鹿騒ぎの習慣には、ついていけない、というより、ついていきたくない気持ちが起きます。
寝ていると、救急車が2回来ました。
もちろんだから、こういう騒ぎに対して、とても不快な感情をもっている人々もたくさんいるようです。
1993年を期して、EC統合が一段と進んだはずですが、我々の日常生活の上では、これといった変化があるわけではありません。頻繁に旅行したり、買いつけをしたりする人々は、そうでもないのでしょうが。
ヨ−ロッパではとても重要な要素で、しかも結構ことなった制度をもっている場合が、とてもたくさんあります。
例えば、オランダに来て知ったことの一つに、オランダの医療保険には、障害者条項があるのです。これは、健康な人が何かの原因で障害者になったとき、障害者として特別に必要になる費用をすべて保険から支出するものなのです。
日本では、治療に必要な部分は健康保険から出るでしょうが、障害者施設に入ったり、また介助者を頼んだりした場合の費用は、保険からは出ないと思います。そうした補助はあるのでしょうが、オランダでは全額でるわけです。
しかし、これはヨ−ロッパでもオランダだけのようで、(正確には知りませんが)他の国ではありません。
労働市場が自由化されているので、例えばスペイン人がオランダに来て働き、そこで労働災害で障害者になった場合、その逆の場合など、様々な適用の問題が起きてくると思うのです。
学校の形態・費用の問題なども起きてくるでしょう。
こうした具体的な制度が、国家が融合していく過程で、どのように浮き出てくるのか、またとない歴史的実験で、今後数年間、「現代思想フォ−ラム」では、ヨ−ロッパ統合は重要な問題であり続けることでしょう。
ところで、坂本さんから何度かアクセスの方法を尋ねられていますが、全く単純な電話回線でやっています。これは、オアシスのAUTOCOMでやってみようと、わざわざオアシス405を買ってこちらに来たのです。しかし、あとで考えてみると、AUTOCOMは海外からニフティにアクセスすることは、まったくと言ってよいほど考慮してないので、逆に坂本さんが勧めてくれる方法は、不便なようです。やってみますが。
完全自動と完全手動しかないような感じで、最近の一般通信ソフトのような「一度アクセスすると、それで自動化できる」というような便利な機能がないわけですね。一般ソフトではないから。マクロは付いているけれども、マクロの解説が一切ないので、自分で適当に組むわけにもいかないし、やはり、海外では98の方がいいか、などと最近思っています。
それから、AUTOCOMは必ずお知らせをその都度読むようになっていて、これが5分くらいかかり、これで1500円くらい飛んでしまうので、困ってしまい富士通にファックスを入れ、対処方法を聞いたのですが、それでも読んでしまうのです。
こういうパソコン通信などという国際社会の典型的なメディアが、一歩外国に出ると、ひどい不便を強いられるというようなソフトを、ニフティの本家みたいな富士通が作るんだから、日本ってやはりまだまだ国際化していないのではないか、などと、愚痴めいたことを呟いています。
まずは新年の挨拶を。