臨床教育学コメント 2016.6.30

Q 日本のシュタイナー学校は、どんなひとが通っているのか。フリースクールというと、不登校のイメージしかない。

A 特別な人ではないと思います。進学率も普通でしょう。

 

Q エポック授業は芸術的な科目が多いと感じたが、学力上問題はないのか。

A 学力上問題だという批判はあまりないと思います。ドイツでは、大学にいくためにアビトゥアという非常に難しい卒業試験があり、そのための授業が必要ですが、9学年目からはそのための授業構成になっていて、エポック授業などは行われていません。

 

Q シュタイナー学校には、教科書がなく、白紙のノートを使うといことだが、それだ大学などの受験につうようするのか。

A 上の質問の回答をみてください。

 

Q シュタイナー教育では、忘れてもいいということだが、10代の子どもに、残すべき知識と忘れてよい知識を取捨選択ができるのか。

A 子どもが取捨選択をするのではなく、忘れてしまっていいのだが、本当に重要だし、印象に残っていることはきちんと記憶されているという見方なのです。